カパティとは?
カパティ(KAPATID =タガログ語で兄弟姉妹の意味)は、フィリピンの子どもたちの自立を支援するNGO です。
本会の活動は1982 年に生まれました。当時の聖心女子大学学生が、聖心会(カトリック修道会)のシスターにサポートしていただきながら実現した「フィリピン体験学習旅行」が始まりです。貧しさの中にありながらも精神的に豊かな生活を送っている人々との人格的出会いを通して、わたしたちにできることは?という思いが活動の原点となっています。
その後、聖心会からもご協力いただきながら、年1回のスタディツアー「フィリピン体験学習旅行」へと発展し、NGO 化を経て、現在に至っています。現在は、さまざまな困難のもとに生きる人々に対し、人格的交わりを深めながら、彼らの自立に向けての支援及び協力を行うとともに、わたしたちもまた、自らの生き方を問い直すことを目的として活動しています。
活動内容
- 体験学習旅行(スタディツアー)の企画
- フィリピンの子どもたちへの教育支援
- 各種バザーなどでのフィリピンの手工芸品などの販売
- 広報活動
- その他、本会の目的を達成するために必要な諸活動(チャリティーコンサートなど)
*各活動の詳細については「カパティの活動」をご覧ください。
活動の歩み
- 1982年
- 創立
- 1983年
- 体験学習旅行開始
- 1991年
- NGOとして活動を開始
- 1992年
- セブでの奨学金支援開始
- 1996年
- 郵政省ボランティア貯金受給
ピナツボ被災地復興プロジェクト
女性の自立援助のための縫製センター建設(2ヶ所) - 1997年
- 図書館建設(セブ)
- 1999年
- アエタ奨学金支援開始
- 2000年
- 規約改正に伴う運営及び活動見直しの実施
- 2003年
- 幼稚園創設(ルソン島パンパンガ州)
- 2005年
- カパティ支援チャリティーコンサート開始(年1回開催)
- 2007年
- 創立25周年
- 2008年
- 写真展フィリピンの「光」と「影」開催(学生メンバー企画)
- 2012年
- 創立30周年
ブログ開設
運営に関する見直し(会費制から寄付制度へ移行、役員体制など)
運営
本会の役員・スタッフおよび会員は、社会人、主婦、学生などの幅広い無償ボランティアで構成されています。 また、本会の活動は、多くの方々や、学校、企業、団体/グループなどのご協力に支えられています。
フィリピンでは、聖心会フィリピン管区、ローデス・パリッシュ小教区他、現地ソーシャルワーカーたちの協力を得て、活動しています。
尚、本会は、会員およびその他の個人、グループ・団体、企業などからのご寄付で運営されています。
《総会》
年1回、総会を開催します。役員、スタッフを含め、会員が集い、会計や活動の報告、活動および会則の見直しなどを行います。
《役員会》
役員は、必要に応じて、役員会を開催し、各種報告や、重要な検討事項について話し合います。
《定例会》
必要に応じて、役員・スタッフが集まり、定例会を開催します。定例会では、各担当者の報告、その他の検討事項について話し合います。
概要情報
- 団体名称
- カパティ(英語表記:KAPATID)
- 組織の種類
- NGO
- 連絡先住所
- 〒240-0067
神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台23-8 - 役員
- 代表 長曽 崇
※無償ボランティアのみによる運営のため、常勤スタッフがおりませんので、電話番号はありません。