カパティの奨学金支援について(実績など)
《はじまり》
フィリピン体験学習旅行がきっかけとなり、1992年にこの奨学金制度がスタートしました。体験学習旅行で毎年訪問するセブ市内のローデス・パリッシュ(Our Lady of Lourdes Parish/ルルドの聖母教区教会)周辺に住んでいる貧困家庭の子どもたちを支援しています。
《現在支援中のスカラー(奨学生)総数》(2022年8月現在)
40名を支援(休学者4名を含む)
《スポンサー総数》(2022年8月現在)
61組(個人、ご家族、団体)
*年額1口10,000円からの継続的支援です。
*1対1支援の場合は、年額4万円のご支援をいただいています。
*スポンサーからの奨学金は、通信費などの事務経費実費を除いた全額をセブへ送金しています。
*奨学金は、学費、通学交通費、学用品代、制服代、課題製作費、卒業準備費、諸外活動費、クリスマス会費などに充てられています。
《スポンサーとスカラーの交流》
●スポンサーへ:イースターカード、クリスマスカード、成績表が届きます。
●スカラー(奨学生)へ:クリスマスカードを送付しています。
《カパティ奨学金の特徴》
●幼稚園児からの継続的支援
貧困家庭では自分に自信が持てない人が多く、それが、子どもたちにも大きな影響を及ぼしています。
この環境を変えていくため、両親にも関わりながら、子どもたちへのより早い段階からの継続的な教育が必要であると考え、幼稚園からの支援を行っています。
●現地スカラーの活動
・毎週1回土曜日にミーティング、勉強会、聖書の分かち合い等が行われています。
・事務局・ローデスパリッシュ周辺に住んでいる子どもは、毎日、放課後集まり、宿題をしています。
・学芸会のような行事を実施しています。
(個々の能力を開花させ、自信をつける1手段として、ダンス、歌等の発表を行っています。)
●スカラー保護者の活動
月に1回子ども達の近況報告等についてミーティングを行っています。
職業訓練も実施しています。
《卒業生総数》(2013年7月現在)
42名
卒業生の進路は、教員、会社員、デパートの店員、銀行員、教会スタッフ、主婦、海外在住者等多岐にわたっています。
カパティでは幼児教育にも力を入れています。
責任感などを養うための各種活動、学芸会、奨学生同士の交流のためのキャンプなども行っています。
現地スタッフによる、奨学生の保護者とのミーティング、家庭訪問、学校訪問なども行っています。
奨学生の家族への職業訓練などの支援も行っています。